ピアスの歴史

現在では主にファッションとして用いられるイヤリングですが、ルーツは刺青(タトゥー)などと同じ「魔除け」だったようです。
イヤリングの場合は、耳の穴から悪魔が入るのを防ぐ目的で耳の穴の周囲に着けたようです。悪魔が穴を通って体に入って来た結果が、病気などの災厄であると考えたようです。
確かに今でも耳の病気はやっかいですから、大事な五感のうちの「聴力」を守る思いが強かっただろうことは想像出来ます。

そのほか、宗教上の理由や願掛けの意味や、戦死した兵士の身元確認用の目的があった時代もあるようです。
意外に思われる方も多いかと思いますが、イヤリングは太古の時代から存在し、当時はイヤリングといえばピアスのことだったということ。
ピアスには数千年の歴史があると言われています。古代エジプトでは、20歳になったらピアスをするのが王族や貴族を中心とした権力者の間では普通とされたようです。
若くして亡くなったツタンカーメン(紀元前1347年?~1338年)は18歳だったためにピアスはしていなかったようですが、お墓か副葬品としてピアスが出土されたようです。
ツタンカーメンのお墓は唯一、荒らされないまま発見された王族の墓と言われています。

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